山田耕嗣氏との出会い

1998年私は、茅ヶ崎ゆかりの名曲は無いか?と探し始めました。
それは日野原重明医師直々に、音楽療法のご指導を受けたからです。

「歌い継がれている名曲は、心を癒し、自然治癒を高める。」
「歌こそは最高の呼吸法であり、命あるものは全て呼吸が必要不可欠である。」

そんなある日、旧知の伊藤留治氏にばったりと出会いました。
「茅ヶ崎ゆかりの名曲を探しています。」

「そう、僕が大学生の頃、茅ヶ崎駅で山田耕筰さんをよくお見掛けしましたよ。今も茅ヶ崎に、家があるはずだよ。」
私は、山田耕筰について市役所へ問い合わせてみましたが、手掛かりはつかめません・・・。

「そうだわ!電話帳よ!
もしかしたら、耕とか筰が名前についているはずでは!?」
と、12軒目にかけた電話番号のお宅が、山田耕耕筰さんのご長男、耕嗣さんのお宅でした。
「もしもし?山田耕筰さんのご家族様でいらっしゃいますでしょうか?」

「・・・はい、そうです。山田耕筰の家ですよ。
~中略~
あなた、面白い人だね。私の家に来たら?」

「きゃー♪今からお伺いします!!」
私は急いで菓子折を手に、車で走って行ったのでした。
to be continued


